こんにちは!
フルドラくんです。
今回は、
「エフェクターのノブが取れて壊れてしまった」
「エフェクターのつまみを変えてみたい」
といった悩みにお答えしていきます。

エフェクターのノブを交換したいな。

まずはどんなノブがあるか見てみよう!
エフェクターのノブを交換する方法
エフェクターのノブを交換することは、とても簡単です。
エフェクターの付いているノブを取って、新しいノブに付け替えるだけです。
しかし、簡単な作業でも、注意しながら行なわないと、思わずことでエフェクターを壊してしまうこともあります。
そこで、今回は、実際にエフェクターのノブを交換しながら解説していきます!
ノブのタイプを見てみよう
ノブのタイプを見ていきましょう。
はめ込みタイプ
まず、ノブが形に合わせてはめ込んであるタイプです。
例えば、BOSSコンパクトエフェクターに使われているノブですね。

BOSSコンパクトエフェクターには、大きいタイプと小さいタイプがありますが、どちらもノブを上から引っ張れば抜けます。
しかし、手で無理やり引っこ抜こうとすると、思いもよらぬトラブルになったりするので、やめておきましょう。

ちなみに、BOSSコンパクトエフェクターで使われているノブのサイズは以下の通りです。
<大きいノブの場合>
直径: 約19mm
穴の直径: 約6mm
<小さいノブの場合>
直径: 約8mm
穴の直径: 約6mm
ノブの交換方法は、この記事の後半に解説いたします!
ネジで固定されているタイプ
次は、ネジで固定されているタイプのノブです。
例えば、JOYO Vintage Overdriveのノブは、小さなネジで固定されています。

こういったタイプのノブは、マイナスドライバーを使えば、簡単にはずすことができます。

注意点は、サイズにあったマイナスドライバーを使うことくらいですね。
画像では、3.0mmのマイナスドライバーを使用しています。
はめ込みタイプはテコの原理を使おう
先ほどご紹介した、BOSSコンパクトエフェクターに使われているはめ込みタイプは、テコの原理を利用して取ると簡単です。
その道具として、マイナスドライバーがあると便利です。

マイナスドライバーは、短いもののほうが使いやすいと思います。
いろんなサイズが入っているドライバーセットがあるといいですね。
方法としては、ノブの隙間にマイナスドライバーを差し込んで、指で上へ抜くだけです。

このときに、エフェクターの塗装がとれたりすることもありますので、気になる人は、マスキングテープやエレキギターのクロスなどを敷いて作業をするといいでしょう。
新しいノブはネジ固定タイプがおすすめ
新しいノブは、ネジで固定するタイプがおすすめです。

理由としては、多少のサイズ違いでも、ネジを締めることで、ノブを固定することができるからです。
あまりにもサイズが違すぎると、ネジが貫通して、ノブを固定できなくなりますので、注意が必要です。
ノブを交換する手順
ノブを交換する手順についてです。
交換するエフェクターは、BOSS OD-3を例にしてやってみましょう!

今回は、印象を変えるために白色のネジ固定タイプのノブに変えたいと思います。
まず、マイナスドライバーを使って、今ついているノブをすべて取ります。

ここで、つまみをすべて0にしておきましょう。
つまみの位置がそれぞれでバラバラだと、ノブを回したときに合わなくなってしまいます。
そして、新しいノブをつけていきます。
ポイントは、マイナスドライバーが挿せる順番に、ノブを付けていくとスムーズです。

特に、真ん中を最後にしてしまうと、マイナスドライバーでネジを回すことができなくなってしまいます。
順番に、ノブを取り付けたら完成です!

雰囲気が変わって、新しいエフェクターを手に入れたような気分になりますね。
ちなみに、取り付けた際に、ノブが大きいと回しにくいこともありますので、エフェクターに合ったノブを選びましょう。
ノブが抜けないエフェクターには注意
エフェクターの中には、マイナスドライバーを使っても、ノブが抜けないモデルがあったりします。
ぼくの経験ですが、RAT2のノブが抜けないことがありました。

力が足りないと思い、無理やり引っ張ったら、ツマミの内部パーツごと抜けてしまい、壊してしまいました。
個体差によると思いますが、ノブとツマミの間に、強力な接着剤がついていることもあるので要注意です。
ノブが抜けないといって、無理やり引っこ抜くとパーツが壊れてしまいますので、そのときはやめておいたほうがいいでしょう。
まとめ
今回は、エフェクターのノブを交換する方法について解説いたしました。
ノブを交換するだけで、見た目が変わって、新しいエフェクターのような感覚になります。
音は変わらないので、イメチェン程度ですが、いろいろ試して見ると面白いですね!
くれぐれも、ノブ交換のときは慎重に作業することをおすすめします。
以上、ご参考になりましたら嬉しいです。
読んで頂きありがとうございました!