失敗しないリードギターの音作りとは?!

ライブでギターを弾いている画像です。 バンド/ライブ

こんにちは!

フルドラくん(@fulldora_kun)です。

バンドをやっていると、リードギターを弾く機会があると思います。

「リードギターを急に弾いてほしいと言われた」

「リードギターの音作りを失敗したくない」

リードギターにプレッシャーを感じている」

といった悩みにお答えしていきます。

シローくん
シローくん

リードギターのプレッシャーは半端ない…

フルドラくん
フルドラくん

ギターソロがあるから大変だよね。

失敗しないリードギターの音作りとは?!

リードギターの音作りは、個人練習でエレキギターを弾く音作りとでは、全く方向性が違ってきます。

なぜならば、バンドではドラムをはじめ、

キーボードやボーカルギター、ベースといったパートが重なり合うため、

エレキギターの音が埋もれがちになるからです。

そこで、

リードギターは「中域」を狙った音作りが重要になってきます。

中域を狙う音作りとは?

中域(ミッド)とは、エレキギターがよく聴こえる音域で、

バンド内の演奏では非常に有効です。

音抜けが良くなるとも言います。

では、どうすれば中域のサウンドで音抜けをよくすればいいのでしょうか。

それは、チューブスクリーマー、またはTS系オーバードライブを使うことです。

Ibanez TS9BOSS SD-1などのミッドが出るオーバードライブで、

ディストーションやアンプで作った歪みをブーストすることで、

中域の効いたサウンドにすることができます。

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アンプのMiddleでは中域が出ない

JC120の画像です。
シローくん
シローくん

アンプのMiddleを上げればいいんじゃないの?

フルドラくん
フルドラくん

Middle上げても耳が痛いサウンドになるよ。

ミッドの効いたサウンドをつくるためには、

チューブスクリーマー・TS系オーバードライブを使うと効果的ですが、ひとつ注意があります。

それは、アンプのMiddleを上げても、ミッドの効いたサウンドにはならないことです。

よくスタジオに置いてあるJC120やMarshall JCM2000のアンプの、

Middleのツマミを上げれば、中域が出ると思ってしまいがちですが、

アンプはドンシャリ(高音と低音)のサウンドと決まっているため、中域が出ることはありません。

アンプのMiddle(ミドル)を上げれば上げるほど、トーンがキツくなり、耳が痛いサウンドになってしまいます。

ミドルが効いたサウンドに仕上げるには、ミドル系のエフェクターが必要になります。

ボーカルギターがいる場合はどうすればいいか

また、ボーカルギターがいる場合にも、

狙いがない限りは、リードギターは中域のサウンドで弾くべきです。

ボーカルギターは、バンドのジャンルにもよりますが、

多くはクランチかオーバードライブぐらいの歪みでコードをジャカジャカ弾いている場合が多く、

そこまで音抜けを意識する必要はありません。

音が紛れてしまっても、バンドとしての音の厚み、迫力を出すために弾いている意味合いが強いです。

むしろ、メインはボーカルなので、バッキングやリードソロといったメロディをリードギターが弾くため、中域サウンドで突き抜ける必要があります。

リードギターの音作りは中域がベストです

ぼくもバンドでリードギターをよく担当しますが、

ギターボーカルやツインギターがいる場合、ンシャリ(高音や低音)サウンドで弾くと、ギターの音がかき消されてしまいます。

音が聞こえないといって、

ドンシャリサウンドのままクリーンブースターで音量を上げたり、

アンプの音量を上げてしまうと、バンド全体の音量が上がってしまい、

結果的に、ボーカルの声が聞こえないバンド演奏になってしまいます。

大抵、ボーカルが歌いづらいと言われるバンドは、リードギターが爆音になってることが多いです

つまり、バンドで音量を保ったままリードギターのサウンドを聞かせるには、

中域サウンドで演奏することがベストなのです。

エフェクターで中域を狙うセッティングのコツ

ミッドサウンドを狙うために、

チューブスクリーマーなどのオーバードライブを使いますが、セッティングのコツがあります。

参考例として、Ibanez TS9をセッティングした場合での、

セッティングのポイントを下記にまとめました。

①LEVEL(音量)のツマミをMAXに近いくらいに上げる

②GAIN・DRIVE(歪み)のツマミを程よくゲインが加わる程度に調整する

③TONE(音の高さ)は、耳が痛くならないくらいに調整する

これで、セッティングは完了です。

また、歪みをエフェクターでつくる場合は、

Ibanez TS9(チューブスクリーマー)は、必ず、歪みエフェクターの前に設置しましょう。

IbanezとST2の画像です。

歪みエフェクターをチューブスクリーマーでブーストする(重ね合わせる)イメージです。

リードソロなどのここぞという場面で、Ibanez TS9(チューブスクリーマー)をONにして使う。

または、

はじめからONにして、歪みエフェクターと組み合わせたミッドサウンドで弾くといった感じです。

まとめ

失敗しないリードギターの音作りには、

中域(ミッド)サウンドで音作りしましょう。

そのためには、チューブスクリーマーやTS系オーバードライブが必要不可欠です。

ミッドサウンドで音作りをすると、音が抜けてくるようになります。

これで、リードギターの音作りは大丈夫なので、

あとはリードソロを練習するのみですね。

以上、ご参考になれば嬉しいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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