【評価・レビュー】 使いこなせると好きになるマーシャル系エフェクター!Z.VEX BOX OF ROCK

Box of Rock エフェクター

こんにちは!

フルドラくん(@fulldora_kun)です。

今回は、Z.VEX BOX OF ROCK(ディストーション)について、評価・レビューをしていきます!

シローくん
シローくん

Z.VEX BOX OF ROCKってどうなの?

フルドラくん
フルドラくん

Z.VEX BOX OF ROCKは、使いこなせると便利なエフェクターだよ。

Z.VEX BOX OF ROCKはMarshall JTM45を詰め込んだモデル

Z.VEX BOX OF ROCKは、Marshall JTM45をフルアップにしたサウンドを詰め込んだエフェクターです。

出典:Marshallより https://www.marshallamps.jp/

アンプをフルアップしたモデルといっても、激歪みのディストーションではないので、表記に注意しましょう。

感覚的には、オーバードライブくらいの歪み量ですね。

サウンドは、クランチ寄りのオールドなマーシャルサウンドと言ったところですが、音圧やマーシャルらしいサウンドの再現はしっかりされています。

Z.VEX BOX OF ROCKはオーバードライブ的に使う

Z.VEX BOX OF ROCKのの使い方は、人によってそれぞれだと思いますが、オーソドックスに、オーバードライブ的に使うのがいいと思います。

低音弦はハッキリと出ないので、コード弾きやアルペジオがオススメです。

また、JC-120を使う際に、もう少し真空管っぽい感じにしたい時に、Z.VEX BOX OF ROCKは有効です。

この場合は、あくまでもクリーンサウンドをブラッシュアップするイメージで使うと良ですね。

Z.VEX BOX OF ROCKに付いているSUPER HARD ONが使える!

Z.VEX BOX OF ROCKについてるブースター「SUPER HARD ON(スーパーハードオン)」がかなり使えます。

Box of Rock

このSUPER HARD ONは、エレキギターの原音を前に出してくれるタイプのクリーンブースターで、音量はもちろん、アタック感を増したい時にも使えます。

SUPER HARD ON単体でのエフェクターも存在しますが、歪みも使えるBOX OF ROCKの方が、一台二役でお得感があります

Z.VEX BOX OF ROCKのセッティング例

Z.VEX BOX OF ROCKのセッティングは、オーバードライブセッティングがおすすめです。

Z.vexのBox Of Rockの画像です

Driveを右に回しても、深く歪むわけではないので、程よいドライブサウンドを狙うといいです。

また、つまみを触ると「ガサガサ」とノイズが入りますが、これは故障ではなくBOX OF ROCK特有のものなので、特に気にすることはありません。

フルドラくん
フルドラくん

わざとノイズを出すってユニークなモデルだよね。

Z.VEX BOX OF ROCKが向く人

Z.VEX BOX OF ROCKが向く人を、以下にまとめました。

マーシャルサウンドが好きな人

Z.VEX BOX OF ROCKは、Marshall JTM45をモデリングしたエフェクターです。

なので、クラシックなマーシャルサウンドが好きな人には向いていると言えます。

ブースターとして使いたい人

Z.VEX BOX OF ROCKは、オーバードライブくらいの歪み量なので、ブースターとしても使えると思います。

さらに、クリーンブースターであるSUPER HARD ONも搭載されています。

2チャンネル仕様となってるため、1台で2種類のブースターとしても使いたい人には向いていると思います。

Z.VEX BOX OF ROCKが向かない人

Z.VEX BOX OF ROCKが向かない人を以下に、まとめました。

ハイゲインディストーションを求める人

Z.VEX BOX OF ROCKは、バリバリ歪ませるモデルではありません。

そもそも、Marshall JTM45は、同じマーシャルアンプでもすごく歪むわけではありません。

Marshall JCM2000のように、メタル系のサウンドやハイゲインディストーションを出したい場合は、別のモデルを探しましょう。

また、5、6弦を使うリフで輪郭があるサウンドを出したい人も向いているとは言えません。

あまりエフェクターの使う予算がない人

Z.VEX BOX OF ROCKは、新品で3万円台と他の歪みエフェクターと比べると、やや高めの価格となっています。

値段なりの価値はあるものの、人によっては手が出しにくいモデルかもしれませんね。

また、使いこなせればハマりますが、クセがあるモデルなので、慎重に検討した上で購入することをおすすめします。

Z.VEX BOX OF ROCKの総合評価

Z.VEX BOX OF ROCKの総合評価(5段階)になります。

総合評価5.0
※個人的な評価となりますので、予めご了承ください
フルドラくん
フルドラくん

Z.VEX BOX OF ROCKは、使い方によって評価が変わるかも。

歪み度・使いやすさ・コストパフォーマンスのバロメーターについては、以下の通りです。

歪み度5.0
使いやすさ5.0
コストパフォーマンス5.0

・歪み度=星の数が多いほど、GAINが強いです。

・使いやすさ=星の数が多いほど、使いやすいモデルです。

コストパフォーマンス=星の数が多いほど、コスパが良いです。

おまけ

Z.VEX BOX OF ROCKのVexter Seriesは、年代によってデザインが変わります。

ぼくが購入したのは、2010年あたりでしたが、それよりも前のデザインが変わるタイミングでした。

結果的に、当時の新しいデザインであるマーシャルアンプをPOPにデザインしたものを購入しましたが、2022〜2023年あたりでは、さらに新しいデザインとなっています。

新しいデザインは、赤色を基調として、レッドツェッペリンのCDジャケットのような気球船が描かれています。

毎回デザインが変わるたびに、「前のデザインが良かったな〜」と思いつつも、度々見ると、新しく感じるものですね。

また、Vexter Seriesの他に、ハンドペイントモデルもたまに見かけたりします。

ハンドペイントは、1点ものなので高価な値段となりますが、Z.VEXならではの遊び心があっていいですね。

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